around the secret -32ページ目

+ ちょっと慣れた。

>14時間労働・・・・・・ソレは良いこと??悪いこと??
 先週は、そこそこ仕事にも集中できて、そこそこ生活も乱さずに過ごせて、温パックもして目の下のクマもマシになって♪
 
 今年はこれが良い習慣として身につきますように。

 駐在中、自宅のパソコンにVNCを立ち上げてアクセスしつつ、ファイルの遣り取りをしているのですが。
 ・・・・・・ハードディスクの容量がそろそろ危なめで。
 VNCでDVDが焼けたらいいなぁ・・・・・・。トレーに新しいDVD差し替えたり出来たら。

 今年の夏には新しいHDDが欲しいなぁ。

+ 体力ないんですぅぅ

 先週金曜、倒れるかと思いました。
 先週は、水・木・金 だけだったというのに。。。
 日々、23時まで残業で。残業代がつくのは良いんだけど。
 正直、頭脳労働(?)、グロッキーで座ってたって、全く進まないんですわ。
 9時6時で全力投球して、気分転換して、風呂にもゆっくり入ってって規則正しい方が絶対今より捗る。

 でもやっぱり、職種が違うとは謂え、全員が23時24時まで残っている最中、なかなか帰れないもので。

 ああ明日から、どうやって乗り切ろう。
 今週は、火・水・木・金の4日間。

+ クリスマスの写真がたくさん出てきた

 写真の整理をしていたら、クリスマスの写真が大量に出てきたので並べて表示しようと思ったのだけど、画像は1記事1つなのね。

 今年は全国的に青色ダイオードの、「青」のクリスマス。
 家庭的な色ではないにせよ、幻想的で綺麗。
 
 地元と東京では、青と白の割合が3:7で逆のような気がします。
 私的には、白が7割の地元のが好み。

 他に、ビーダマの束の間にダイオードのラインを入れて、乱反射させてたやつも、綺麗。
 

+ あけましておめでとうございます。

 本年もよろしくお願いいたします。

 実は去年11月から、栄転?で、東京本社に駐在。暫くは社宅暮らしです。
 ・・・・・・仕事で随分悩んでいたけれど、結局は、勝てたというわけだ。イザコザの場所からも逃げれて、とても綺麗な形で。
 勝てたという言葉が出てくる辺り、さもしいと思うけれど、ワタシが売った喧嘩や内争じゃないもん。ぷんすか。

 お正月は地元に帰ってきた。

 家族旅行と、派遣社員時代の友達と、伊勢神宮へお礼参り and 温泉。
 3日は会社の新年会と、地元の友達かをるちゃんとヨシさんで夕食。
 3日ということもあり、お店が9時までで非常に健全な時間に帰宅。

 4日は前のバイト先からの縁のイズミ先生(苗字が泉さんで、インストラクター時代の友達なので、そう呼んでいる@鋼練)とお昼ご飯をご一緒して、新幹線の時間まで、地元のナギサちゃんと初詣 and ご飯。

 合間に、今年のチャレンジ、永久脱毛部位その1 と、ピアス。 でもまぁ、この2つは、お金さえかければ努力の要らないチャレンジ。自分的には評価は高くない。

 4日、ナギサちゃんと喋りつつ、今年の抱負などを語る。
 
 ここ2,3年、いつも考えているのだ。「何があればこの先生きていけるのだろう」「何があれば幸せなんだろう」と。
 2005年版の結論としては「趣味を作ろう」と思う。ひとつは当分続けられて、体を動かすもの。
 もうひとつは、創作。
 
 今の仕事もWEBコンテンツ創作で、「創作」と言えば創作なのだけど、今度は趣味で出来る創作を。
 元々、創作が好きで、それが私の世界を広げてくれた。それがあって、私は現実と強く結びつく事が出来た。だけど、少しだけそれを叶えてしまった私は、ここ数年現実との接点を失いかけている。
 
 面白い本を読んでも、テレビを見ても映画を観ても、とても遠い。自分は何も変わらない。本を閉じるとすぐに忘れてしまう。きっと、執着や興味が薄いから。

 だから。私が現実から離れていってしまわないよう、そんな趣味を持とうと思う。受身ではなく、能動的な。自分が望んだものを。
 
 

  

+ 「少年A」この子を生んで ★★★★☆

 神戸児童殺傷事件から7年 少年Aの父と母 悔恨の手記


 死刑制度の廃止運動をしている人の中には、被害者側の人間も結構居る。綺麗事の人道主義者が、闇雲に反対しているばかりではない。・・・・・・という文章を、新聞で読んだ事がある。
 その文章も、被害者側の方が書かれたもので、被害者と加害者、お互いが話合っていくうちに、傷を克服していくうちに、立ち位置がどんどん近くなっていく というような事が書かれてあったように思う。

 勿論この話は、ごく一部のケースであり、この辺に誤解釈があっては不謹慎このうえないのだが、加害側が自分の犯してしまった「取り返しの付かない事」を理解する時、受けるダメージは、被害者の親族に似たものなのかも知れない・・・・・・とその時思った記憶がある。


 この本を読んだ時は、両親の普通っぷりが意外だった。
 世間としては(私を含め)「猟奇殺人を犯した犯人は異端児で、それは異常な親の教育が原因だった(普通に育てていれば、自分達には縁のない事)」という事であってほしかったのに。


 2年ほど前に、少年犯罪被害者の肉親による、事件当時の手記「話を、聞いてください」という本を読んだ。
 この時の加害者像(親も含め)は、理屈の通じない「エイリアン」だった。

 一口に犯罪といっても原因は多岐多様で、「少年A この子を生んで」 は、「話を、聞いてください」の反対側にある印象を受けた。
 それは亡くなった被害者にとっては同じ事なのだろうが、それ以外の者にとっては、随分違う事で。




著者: 「少年A」の父母
タイトル: 「少年A」この子を生んで…―悔恨の手記



著者: 少年犯罪被害当事者の会
タイトル: 話を、聞いてください―少年犯罪被害当事者手記集

+ 栃木へ。 養老天命反転地

 「ちょっと付き合って」とか言われて、フツーーーに近所の買い物とか、フツーにゴハンでも食べに行くのかと思いきや、片道車で3時間かけてイキナリ栃木まで連れて行かれました。

 ポルノグラフティや、柴咲コウのジャケットにも使われたというシチュエーション。確かにちょっと幻想的。

 それにしても、「出されたコーヒーが熱くて火傷した」なんて裁判沙汰になるごのご時世、骨折・擦り傷・捻挫は当たり前、もしかしたら人死にが出ててもおかしくないこの場所の構成に、ちょっとびっくり。見るからに危機感があるから、みんな用心するのか。

 平行感覚がなくなって、酔う と言われて居たものの、それ以前に、日光を浴びるのが久しぶりと言うことと、広い場所に出るのが久しぶりということで、着いた時点で頭がフラフラ。

 私はヒールにスカートという出で立ちだったので気を付けたせいか無傷、無転び。友人は4回以上、転んでました。

 楽しい休日だったかな。

http://www.yoro-park.com/j/rev/

+ グレたらアカン。

 ・・・・・・・最近辛い気味のオシゴト、その状況を知らない同僚や上司がゴハンに連れて行ってくれたり、お褒めの言葉をかけてくれたりする。
 
 負けたらイカン。

 友達にアウトレットモールに連れて行ってもらう。ここの所忙しくて買い物に行けなかったのを一気に取り戻せるくらい、良い買い物が出来た。

 負けたらイカン。

 別の友達の店の前を通る予定があったので、差し入れを持って行く。既に年末モードになっており、とても忙しそうだったけど、勿論喜んで貰えた。近々一緒に遊びに行く予定。

 負けたらイカン。

 逆ねじばかりで、何故か自分が卑屈になってしまったり、熱なんぞ出してしまったりしているけれど。

 私が好きな人の為にも、私を好きで居てくれている人の為にも。私はそういう人達を裏切っちゃいけないんだ。

+ 誰も知らない ★★★☆☆

実際に1988年にあった事件がベースだとか。

 映画では、置き去りにされた4人兄弟の末っ子が亡くなるところまでになっているが、実際にあった事件からすると、残りの3人もこの後亡くなるのだろう。

 4人の人間が死ぬにしては、その状況を作った大人達にあまりにも罪悪感がなく、自分達が子供にしている事への自覚も乏しく、死んでしまう(であろう)4人の子供達にも、生命に関わる非常事態への認識だとか怒りだとか焦りだとかがなく、在るのは諦めと、日常の緩やかな喜怒哀楽で。

 YOUの演技が妙に自然だった事とか。
 柳楽優弥の顔や雰囲気が役に填ってて、逆に不自然なほど自然過ぎた事とか。


 例えば自分が不幸な状況になった時は、「自分のどこが悪かったんだろう」と考える。不幸は能力の欠如だったり、自分の不注意だったり、本人が招くものと思いがちで。

 韓英恵の演じる地元の女子中生も含め、「不幸」なのは「不幸」を忌み嫌い、ねじ伏せ、自分の圏外に追い払わなかったからのように思う。(他人に押しつける事になろうとも)

 4人の母親のように、また父親達のように、韓英恵のクラスメイトのように、この子達も、他人に押しつけちゃえば、「ヒトナミ」に生きていけたのになぁ・・・・・


 と、そんな事を考えながら、見ておりました。

+ ホームパーティ

 幼なじみの家のホームパーティに参加した。

 餃子パーティーである。
 仕込みは前日から、早い参加者は1時ごろから、ひたすら何百個の餃子を包み始める。
 
 私は夕方5時ごろ集合というので、少し早めに家を出て、友人宅の近所に店を持つ別の友人に、差し入れand幻水を持って行く。
 友達宅には、ビールと、ボジョレー・ヌーボーの赤。人数が多いので、重い。

 友人の父は定年後主夫で、母は自営業を引退した今、世界中を飛び回って遊んでいる。
 これがまた、記憶力の良い人で、旅行先で撮った写真を見せながら、写真の隅に咲いている花の名前まで教えてくれる。

 丁度、会社の人間関係で疲れていたので。
 普段仲の良い友達とはまた違った年期をかけての知り合いの暖かさが身に染みた。
 子供の頃から知ってて貰っている・・・・・・ということに、今まで感じた事のない安堵感を感じる。

 「自分に幼少時代があって良かった」と思った。



 タイムリーなことに、赤毛のアンのマグネットを貰う。
 プリンスエドワード島の写真を見せながら「青い空と海と、赤土の海岸と緑の木を描けば、プリンスエドワード島になる」と教えてくれた。
 髪ばかりでなく、土まで赤いのか。あの島は。

+ パークライフ【吉田修一】★????

収録
 「パークライフ」 「flowers」 ちなみに芥川賞

 今の年齢の私には、よく分からない本だった。
「あーそうなんだ。確かにあるなぁそんな事。確かにあるなぁそんな情景」とは思う。
 行間に、この手の本特有の風情っぽいものも感じる。

 でも別に、「現代人の些細な諸々」を色んな角度から感じたいだとか考察しようだとか、あまり積極的に思っても居ない私にとっては、豚に真珠だったのか。

 なまじ登場人物と世代が近いので、「そんな微妙な感情なら、敢えて本で読まなくてもリアルタイムの現物が私の中で生で有る」と。

 小学生時代に背伸びして片岡義男を読んでいた時の気持ちを思いだした。
 分かるような、分からないような。雰囲気と、空気だけが何となく、残るような。


 個人的には、文庫版の、目次に続く2,3ページのデザインが脱力したような、flowersの元旦さんに「ああ、居る居るこういう人」と思ったような。